廣東標檢が中国税関総署の輸入衣料品検査認証機関として承認

【中国、2023年6月1日】中華人民共和国税関総局は「税関輸入衣料品検査認証機関目録」を発表した、STC(香港標準及檢定中心）東莞にある研究ラボ、廣東省標檢產品檢測認證有限公司（廣東標檢)（旧名：東莞標檢產品檢測有限公司）は、その専門的な技術と総合力により、税関総署の受入機関として合格し、税関総署の認定機関目録に含まれる最初の試験認証機関となり、輸入された大人服、幼児・子供服等の検査・試験業務を行うことができます。

税関輸入衣料品検査認定機関目録

（製品番号、検査項目、及び適用される技術仕様については、[輸入衣料品の受入要件に関する税関総署公告](税関総署公告第120号[2022年])

2022年12月1日、中国税関総署は「輸入衣料品の受入要件に関する告示」（総署告示第120号）を発表し、同日施行した。この発表は税関が質の高い発展を促進し、「地方分権、規制、サービス」の改革を深化し、制度的開放を実践するための重要な措置として、消費者の権利と利益を効果的に保護します。

税関輸出入商品検査認証機関とは、税関が要求する資格と能力を有し、中国税関総署の受入機関目録に記載されている検査機関を指します。税関は輸出入商品の適合性評価を行うために認証機関が発行した検査報告書を使用し、当該検査機関が発行した法に基づく検査報告書を適合性評価の基礎として円滑化を図る。通関時間を効果的に短縮するために、書類の審査と公開とサンプリング検査等の免除を施行します。

これらの認定要件を満たす検査機関は、検査試験機関（CMA）の資格認定を取得、または中国合格評定国家認可委員会（CNAS）が実施するISO/IEC 17025の認定を取得する必要があります。

廣東標檢は2005 年に設立されました。STCが出資し、中華人民共和国税関総署 (GACC) の承認を受けた独立した第三者製品試験検査認証機関です。 STCは長年にわたり産業と貿易の発展を追い続け、サービスネットワークを継続的に拡大し、業界に専門的で信頼できる包括的な試験サービスを提供することに尽力し、製品が関連する技術要件と安全基準を満たしていることを確認し、消費者の安全を保護するために、科学的で客観的かつ公正な試験レポートを提供することを約束します。

STCについて

1963年に設立された香港標檢及鑑定中心(STC) は、独立した非営利の試験、検査、認証機関です。 STCは、玩具を含む幅広い専門的な適合性評価サービスを提供しています。子供用品、繊維、衣類、履物、家具、電子・電気製品、医療機器、食品、化学薬品、医薬品。2012年STCが中国強制認証(CCC)試験を実施できる香港初の試験所となり、香港と中国の製造業者と輸入業者を結ぶCCC認証試験サービスを提供しております。 2014年には、広東標準検査も中国における最初の外資系CCC指定検査機関となりました。

2015年に新しく動物実験ラボの建設に投資し、国内外の医療機器メーカーに全ての医療機器生体適合性試験サービスの提供を正式に開始し、2019年初頭に米国のOECD GLP認証を無事に通過しました。2020年、STC傘下の独立認証機関である香港認証センター(HKCC)は、国際電気標準会議(IEC)の電気機器安全規格適合試験制度 (IECEE CB)の加盟に成功し、CB証明書を発行する中国国家認証機関(NCB)となりました。STCはCB証明書とCBレポートを同時に発行できるようになり、CB証明書サービスをワンストップで提供いたします。長年にわたり、STC は資質認定計量認証証書(CMA)、中国合格評定国家認可委員会(CNAS)、米国連邦通信委員会 (FCC)、米国消費者製品安全委員会（CPSC）。米国Covmark社燃焼試験ラボ(Govmark)、カナダ産業省 (IC)、英国セラミック研究協会 (LUCIDEON)、英国SATRAテクノロジーセンター (SATRA)、ノルウェー電気製品検査ラボ(Nemko)、日本製品安全協会(CPSA)、湾岸協力評議会(GC)等、同時に国際的に認められた IECEE CB スキームの研究ラボ(CBTL)でもあり、国際的に広く認められ試験検査業界において主導的な地位を築いています。世界中の試験および認証サービスに対応するため、STC は東莞、上海、常州、広西等の主要都市や地域に会社を設立、更にベトナム、日本、米国、ドイツにも試験ラボと事務所を備えております。常に継続的に事業規模を拡大し、あらゆる分野で包括的かつ専門的な検査サービスを提供するように努めます。

STCについて、こちらwww.stc.groupをご覧ください。